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第260回-新春特番・DJ-G7で海外短波BCL

おくればせながら新年明けましておめでとうございます。本年も作者JL1KLKおよび本ブログをよろしくお願い致しますm(_ _)m。

さて早速ですが2019年の第一弾はちょと変わった内容で…このブログ、毎回ちょっと変わった内容ですが(苦笑)、昨年1月の購入時からずっとやってみたかった、「DJ-G7の短波帯の感度チェック」です。

ご存知の通りアルインコのDJ-G7、531kHzから1300MHzというバカッ広い受信帯域を有しておりまして、中波帯から1.3GHzまでフルカバー。これをラジオとして使わない手はないのではないか? しかし感度はどれくらいか?…試してみました。

SMAP-MJという変換コードを購入しまして、メインシャックの同軸切替器に直結。アンテナはダイヤモンドの10MHz用センターローディングのHF30CLというホンキのセッティング。BCLのメインストリートと言われた31mバンドを聴いてみましたが、もうビッグベンも響かなければワライカワセミも笑っていない(涙)。

CRI中国国際放送局ばかりがガンガンと入り続け、「これでは感度チェックにならないなぁ」と思ったところで、ステキな音楽とヒンズー語が。9865kHzのAll India Radioのバンガロール局が入感。音声レベルが小さくて恐縮ですが、DJ-G7、FT-897DMを交互に切り替えるとこんな感じです。



なんとなく雰囲気は分かっていただけましたでしょうか? いわゆる「鳴き合わせ」ってヤツですナ。なお、897はケンウッドの小型スピーカーを外部SPとして接続、G7は内蔵スピーカーそのままです。

DJ-G7はSINPO53233くらい、FT-897DMはさすがの54434。なにしろポケトラなので、信号強度は同じくらいですが混信や雑音にはちょっと弱いし音質もイマイチ(←SPの違いはあるが)。それでも実用にはなるレベルでした。このサイズでこの性能とはちょっとびっくり。この調子で肝心のUHF帯も高感度だったらイイのにネ(←皮肉デス)。

もうちょっと色々な比較をしてみたかったのですが、とりあえず今日はここまで。DJ-G7、なかなか奥が深いです。

【おまけ】
短波帯の周波数確認はこちらを使いました。なんだかよくわからんが便利。
https://www.short-wave.info/index.php?station=AIR%20New%20Delhi

第254回-いま欲しい!ニッチリグとは?

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国内規格の市民ラジオ機を製造・販売しているポラリスプレシジョンがアマチュア無線機に新規参入。大変勇敢な挑戦でそれ自体は評価すべきことなのですが、「14MHz/18MHzのSSB/CWでNi-MH電池またはアルカリ乾電池駆動の5Wポータブル機、そして定価22万円」という仕様がいまひとつウケが悪い。

私は工業製品のマーケティングが本業ですがマーケター視点で見ると、まず大多数を占める4アマに無縁、3級で18のみ、2、1級でやっとデュアルバンド(国内市場を対象に考えると従事者人口で10%以下)。それでもFT-817、818と比較してどこに優位性、必然性が?…という確かに疑問の多い製品コンセプト&プライシングであります。ううむ、どうなることやら…。

まぁ、ポラリスさんの話はここまでにして、面白かったのはこのリリースに付随して、ツイッターで「これがあったら買うぞ」という声がいくつも挙がったこと。例えばお友達のJG3XTKさんは「RJX-601あたりをモデルにした顔の7MHz/28MHz/50MHzのAM/FMポータブル機」。ウマイなぁ(笑)。
7も28も50もAMでの運用が話題になっているし、28、50はFMもヨシ。しかも601の顔してるのなら、私も「値段次第では買ってもいいかな」と考えてしまいますね。ツイッター上でも「それ欲しい」の声がすでに(笑)。

私がムチャブリしたのは「1.2~10GHzくらいに出られるマルチバンドのアップバータ」。FT-817、818に乗っけて…同じ大きさでバチンと合体出来るといいかも。モードはそのままFM、SSBにCWで。マジメな話、20万円で5.6や10GHzまで一気に出られるならば考えてもいいかも。パラボラ自作して、老後の楽しみはマイクロ波で?!

などとあれこれツイートしているうちに、結局「新しいリグ、欲しいリグ」って運用的に「新しい、魅力的なスタイルの創造がありますか?それに見合う投資金額ですか?」、カンタンに書くと「興味のあること、やってみたかったことを(適切な投資で)実現させてくれますか?」というモノなんじゃないのかなぁ。持ってるリグで「こと足りる」ならば貴重なお小遣いは投資しませんよね…。リグではないけど、かの"GAWANT"ヒットの理由もそこでしょう。

そう考えるとFT-817以降は1.9~430MHzの間、特にポータブル機では難しいですよ(苦笑)。817で何でも出来ちゃうもん。操作性や「みんなと同じはイヤ」にこだわる人はエレクラのKXシリーズに行くでしょうし。あれも名機なので…。

さらにツイッターでは「顔」の問題、復刻版の話も出まして…これについては次回、次々回に。みなさんはどんなリグが欲しいですか?

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第242回-【緊急報告】DJ-G7のクリップ問題に革新的解決策!

全国1000万人のDJ-G7ユーザーのみなさん、こんばんは!

DJ-G7のアマタある(?)問題点のうち「こりゃダメだ。まったく使い物にならん!」と非常な顰蹙をかっているのが、背面にネジ留めする「ベルトクリップ」です。

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写真の上の部分。この布製のワッカでベルトに留めて、締め込んでくれということらしいですが、金具や樹脂製のクリップでカッチリと留める他社品に比べ、風もないのにブ~ラブラと、本体がキンチャクのように遊んでしまいます。私の感想もみなさんと同じく「こりゃダメだ。まったく使い物にならん!」。

八重洲製のベルトクリップを転用している人も多いようですが、結構な値段(1000円以上)する上に、うしろにかなり飛び出すんですね。「他のポケトラ用に出ている樹脂のクリップは付けられないのか?」とアルインコに電話で聴きましたが、「G7は充電池の出っ張りが大きいので割れる。ヤメレ」とのこと。ううむ…。

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そんなある日、仕事でモノタロウを見ているとこんな↑モノを見つけました。摂津金属工業製のベルトクリップ。なんか見た感じコレ付きそうだぞ。しかも770円。これならワタシにも買える。買ってみました。

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翌日到着。ネジやらワッシャやらリベットやら色々な付属品が付いて来ました。
ところがG7の裏面は結構な凹凸があり、しかもクリップ側も安定のために先端がL字に折れています。ううむ…。

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苦節15分、スポンジのスペーサーを入れたりネジを変えたり色々試した結果、[G7本体→摂津の大型ワッシャ→摂津のクリップ→アルインコの純正のネジ]という組み合わせが最も安定することがわかりました。ヨカッタ!本体にリベットを打ち込まなくて済んだ?!

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右のC460のように二点留めならば安定しますが、一点留めなので限界はあります。でもキツめに締め込めば、左右に振れたりはしません。これで十分!

というわけであまりにうまく行ったので平日の夜中にブログを書いております。ものすごく眠いです。「DJ-G7 KLKバージョン」まだQSOしていないのにカスタマイズが進み、どんどんバージョンアップしております(笑)。

G7ユーザーの皆様、最適な金具は摂津金属から出ていました。770円税別送料別です。

(摂津金属って「ナンデアル?アイデアル。これジョーシキ」の会社かと思ったら、たまたまブランド名が同じだけで別会社なんですね。オレ10年くらい前、展示会で摂津の人に「傘もやってますよね?」って聴いちゃったよ。こりゃまた失礼しました!!)

第241回-DJ-G7のセッティングを考える

さて、初期不良の修理も追加申請も終わったDJ-G7ですが、パカパカと波は出さず(出し惜しみ?)アクセサリーやセッティングを考えております。

まずマイク&イヤホン関係。このDJ-G7、イヤホン端子は単独では付いておらず、もしスピーカーマイクを使わずに別体のイヤホンやヘッドフォンを使おうと思ったら-

A案)本体にφ3.5で4極防水コネクタのEMS-62を挿してマイク本体下部にあるイヤホン端子(φ3.5で2極)に接続する(でもカールコードのところからもう1本コードが下に垂れてなんともビミョーな感じ…)。

B案)まず本体に分岐ケーブルEDS-14(φ3.5で4極)を挿してメスのジャックを2個にして片方にスピーカーマイクのEMS-59のマイク端子(φ2.5で3極)、片方にモノラルイヤホン(φ3.5で2極)を挿す。


-のいずれかしかないんですね、φ2.5とかφ3.5とか2極とか3極とか4極とか、ワケわからないかもしれませんが(苦笑)。
「受信音聴くのもスピーカーマイクでいいじゃん」という人はEMS-62を挿してオシマイなのですが、私は「FT-817でハンドマイク+ヘッドフォンの移動運用に馴れてしまった(←そろそろ10年…)」、「近所の商店街に買い物に行くときに羽田のエアバンドやら大井埠頭の国際VHFやら聴いてみたい。普通にラジオも聴きたい」ということで、B案)を選択しました。

キャンペーンでEMS-62貰いましたが、EMS-59とEDS-14を追加購入。EMS-62はφ3.5で4極、EMS-59はφ2.5で3極。EMS-62はEDS-14には使えません。はいこれ大事なトコ。試験に出ます。

わっかりにくいので写真を撮りました。こんな感じでーす。ちなみにEDS-14のジャックは2極のモノラルなのでステレオヘッドフォンで両耳しっかり聴くときは3極ステレオジャックへの変換が必要です(こまかいですが…)。

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【追記】ところがこれも盲点があります。分岐ケーブルEDS-14を挿した時点で本体のスピーカーマイクはoffになります。イヤホン使ってるんでスピーカー機能はoffで構いませんが本体のマイク機能も死んでます。つまりイヤホンで聴いてるうちに「ちょっと呼びたいナ」となると分岐ケーブル引っこ抜いて本体のスピーカーマイクを使うしかありません。マイクジャック、イヤホンジャック2つ付きのポケトラみたいに「受信音はイヤホンで聴きながら本体マイクから送信」は出来ません。なんか、バランスの悪い設計で…。

さて次は移動時のセッティング。実は物置にこんなものが眠っていました。左から20年前に買った小型三脚。2、3年前に買ったメスメス止めネジ。延長用のアーム。ネジ式のクリップです。

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なんでこんなものを持っているかというと、数年前に1200MHzの10エレループ八木をこれらでサッシに留めようとしたんですね。ところが10エレが思いのほか重く失敗。捨てるのも勿体ないので物置に仕舞っておりました。

さてこれらを組み合わせて…

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じゃーん。なにやらフシギなタワーが出来ました。ネズミ取りの機械みたいですが(苦笑)。「メタルカラーの時代」だの「乳の海」だの「東京漂流」だの「ねじまき鳥クロニクル」だの背景がゴチャゴチャでわかりにくいので、別な場所でもう一枚。ヘッドフォンとマイクもコーディネートして早春の雰囲気を醸しだしてみました。

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ちなみに三脚の足は1mくらいまで伸びます、が、ちょっと不安定だなぁ。もうちょっとマシな三脚に変えるか?
ともあれ、何やら「DJ-G7 KLKスペシャル」のようなものが出来ました。マンションの、部屋の中で(苦笑)。

第240回-次々いろいろ1200MHz

3年がかりのつもり貯金でDJ-G7を買ったのが前々回のブログ。出力不足気味なので購入2日後に修理のため返送したのが前回のブログ。さて、その後どうなったかというと…。

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やはり初期不良品だったそうです。ヒートシンク周辺の接触が怪しく熱の影響で出力低下が起こっていたのではないかと。低下状況の詳細は書いていないですが、電話では「かなり低かった」と言っていました。そしてFET交換、再調整。イイ感じの出力になりました。

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ヨシヨシ。上限20%ギリギリのキワドイところで調整してくれた(笑)。ありがたやー。アルインコのサービスと電話で数回やりとりしましたが、対応は良かったです。わずか数日で返送してくれたし。
自宅でも確認しようと「DJ-G7→SWR計(SX-1100)→ダミーロード(DL-50N)」で送信してみると…。

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あれ? 0.4W? 直っていない?!

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いやいや、2、3日前にアンリツのごっついパワーメーターで調整したばかり。試しにIC-1271で送信してみると…。

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写真のピントがズレているが10.5~11.0W。極めて正常…もしかして、SWR計(SX-1100)も壊れているのか?
早速、ダイヤモンドに電話。「10W機では正常なんですが、1W機だけが低めで…」。

「実装しているダイオードの関係から、一部の製造ロットで2、3W以下の測定時に"低め"に表示されることがある。1200MHzで顕著。5W、10Wレベルならば問題なし。まさにそちらの現象通り」

なんと! DJ-G7の初期不良もありましたが、SWR計もチョット微妙な「癖」があった。
まさにその「癖」の出るパターンにジャストミートで比較測定してしまったようです。
「モウ一体ナニヲ信ジレバヨイノ??」という状況ですが(苦笑)、今度はSX-1100がダイヤモンド送りになりました。校正は可能だそうです。

どうやら1200MHzで1Wクラスの測定をやる機会が少ないため、気付かずに使っている人も多い模様。確かに私ももう数年間、IC-1271のFM、CW、SSBで使ってましたが、な~んとも思わなかったし。

次々といろいろなことが起こりますネ。ツイッターの方に書いた通り「トラブル対応の打ち合わせをメーカーと行うごとに、回路に対する知識が増えて行く」というメリットも…勉強になります(とポジティブに解釈)。めちゃくちゃ面倒だけど。

DJ-G7はベストの状態になりましたが、変更申請がナカナカ終了せず。まだ取説を読みつつメモリーを登録したり、結構感度の良い海外短波を聴いてみたりしています。次回はマイク、ヘットフォン回りについて(予定)。

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