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第228回-超ビミョーなADXA!

asianmap.jpg

前回のブログで「ADXAはHalfなら獲れる?」と書きました。「正確にはどんな状況なんだっけ?」とログをチェックしてみると-

ADXA.gif

うわー! 25だったんかい!!

実はあとひとつ、Kyrgyzstan:EX8と10mCWでQSOした"つもり"ですが、2年を経ていまだQSLもLoTWもcfmされず、ダイレクトQSLは国際書留まで使ったのにその受領状況も不明で…どうも私のミスコピーだったのではないかと…。

EX8は「焦げ付き案件」だと割り切って、アジアの全エンティティは上の地図とこちらにありますが、さて、あと5-EntをcfmすればHalfじゃなくてフルのADXAが獲れるんですね。これでHalfで申請するハナシはないわなぁ。

ううむ、問題は…このCondx大低下状況であと5つ、どこだ?!

残ってるのはほとんどアジアというよりも中近東ばかりで。近めではパキスタン、スリランカ、モルジブ、あとはなぜかご縁がないトルコかなぁ(P5も齧り付いて聴いたけど出来なかった…)。
JT65なんかやってみるとイイコトあるのだろうか? サイクル23で微妙な残し方をしてしまった…。

第219回-「対蹠点」を調べてみた

さてさて、このブログで度々アルゼンチンとのQSOについて書いて来ました。「『ちょっと弱いなー。無理かなー』という局でも、1、2コールでpick up。北品川商店街とアルゼンチンってなんかパスがあるのか?」(2014年CQ WW DX Ph)、「南米はブラジル1局、アルゼンチン6局!」(2012年CQ WW DX Ph)。またウルグアイとも良く繋がり「南米側の最長はアルゼンチン中部18,124km…と思ったら、CX6ウルグアイ南端の18,590km」とも。

このブログを書いている2016年8月現在、2012年10月から15mで12-q、12mで1-q、10mで46-qの合計59-q。特に10mのSSBが39-qと突出しています。ユニーク交信局数でみると39局。思ったよりダブっていません。
ちなみに南米のあのへんということで見ると、ウルグアイが14-q、ブラジルが12-q。50Wのベランダモビホにしては、地球の裏側なのに結構繋がっています。

これはもちろん「北品川商店街とアルゼンチンってなんかパスがあるのか?」なんてことはなくて、いや、ある意味「パス」か。送信場所から見て地球の真裏にあたるところにはショート、ロング全てのパスが集中する「対蹠点効果」ってヤツですね。こんな地図が見やすいでしょうか。

Antipodes_LAEA_550.jpg

しかしこれでは「なんか裏側は南米の方みたい」くらいしかわかりません。そこで色々と調べてみると、対蹠点を正確に緯度・経度入りで表示してくれるWebがありました。

Antipodes Map (AKA Tunnel Map)

http://www.findlatitudeandlongitude.com/antipode-map/#.V6hdC1uLScY

ううむ。これは面白い。せっかくなので思いっきり拡大して我が家のベランダアンテナの位置を正確にポイントします。北緯35°なんちゃら、東経139°むにゃむにゃだそうです。そして対蹠点(右側)を見てみると…

taisekiten_550.jpg

あれ? ウルグアイはるか沖の何にもないところだ。ツマンナイなー。「北品川商店街の対蹠点はブエノスアイレス郊外のホニャララ村でした。村の人口よりも羊の数の方が多いのどかな村で、来月には恒例の羊祭りが開かれます。羊に扮した若い男女が…」なんて展開を期待していたのに。

この地図、上下左右が逆方向に、しかもリアルタイムでシュルシュル動くのでなかなか操作が難しいのですが、本州の対蹠点は全て南大西洋みたいですね。奄美大島の奄美市中心部(市役所付近)がブラジルのリオグランデの北側にあたりますが、ここは森林だなぁ。南大東島と私のいた会社の電線工場のあるクリティバも…ううむ、そこそこ近いけどちょっとハズレますねぇ。ちなみに宮古島から南西はブラジルではなくパラグアイと重なります。ふーん。

「裏側はこのへんかな?」と思っていたブエノスアイレスは青島のはるか南方の黄海、韓国の済州島がサンタ・ビトリア・ド・パルマルというブラジル南端の町にギリギリで重なります。ちょっとハマるな、このサイト(笑)。

結論として「対蹠点効果も効くけれど、日本から一番繋がりやすい遠方は遮るもののない北回りのアメリカ西海岸」ということかなぁ。それこそ40mSの5Wでも繋がるからな…。

第214回-そういえばWASどうなってる?の巻

先々週の3/5(土)から7(月)にARRL International DX Contest Phoneが行われました。このコンテスト、Wの局が自らの州名を名乗ってくれるので、伝搬の参考になったり、WASの補充が出来たりして実に面白いですね。

当局は15mSで東海岸ペンシルバニアと繋がりWAS 1up。「モビホ+40mS+5W QRPでもWと出来るのだろうか?」と試してみると、CAサンノゼとどうにか繋がったり…QSO数は少なかったですが、色々な発見がありました。

さて、いつも気にしつつも「集計がめんどくさいナァ」と思っていたWASを、この機会にまとめてみました。ちょっと荒技を使いまして-

1)QRZ.comのMy LOGBOOKでADIF Export。QRZ.comにアップしている全DX QSO1622件。

2)米国局は”<country:13>United States”となっているようなのでソートして抜き出し。320件。

3)州名は<cnty:8>から<cnty:15>の中に点在。XMLデータなので位置が定まらないが根気よく探す。

4)州名セルとコールサインセルに色を付けてあとは人力で読む。

-効率的なような、最後はチカラワザのような(苦笑)。ともかく各州のwkd/cfm状況がどうにかわかりました。以下の通りです。32州wkd/23州cfmの模様です(たぶん)。
黄色がwkd、緑がcfm。バンドは7、18、21、24、28MHz、モードはSSBとCW、アンテナはすべてモビホでパワーは50Wです。

201603_WAS_MAP_550pix.gif


・もちろん西海岸の方が繋がりやすいが、東海岸のコネチカット、ニューヨーク、ニュージャージー、メリーランド、ペンシルバニアやウエストバージニアも普通に繋がっており、「東海岸は遠いから困難」というわけではない。モビホでもイケる。

・むしろ人口密度やハム人口が問題なのだろう。ネブラスカはwkdだが、ノースダコタからオクラホマまで、中西部がポッカリと縦に抜けている。

・中西部から東部にかけて、未交信のところもほとんど「聴いたことはある」。真夏の深夜などにフワフワと聴こえることがあるが、数分で消えてしまう。モタつき厳禁!! 速攻で!

とはいえ残ったところはどこも結構難関だなぁ。ARRL100周年記念移動運用(W1AW)も聴いていたけど、激ヨワだったりして。さて残りをどうするか…。

ちなみに7MHzでQSOしたのはワシントン、オレゴン、カリフォルニア、アイダホ、ネバダ、モンタナ、アリゾナ、ニューメキシコ、コロラド、テキサス。モードはSSB、CWごちゃまぜ。モビホ50Wでも結構イケるモンタナ

第203回-ちょっと無線をやりましたの巻

Europe_550.gif

前回6月16日のブログで書いた「近所の公園に娘の大好きなミッフィーが来る」は悪天候&長女の微熱で参加見送り。自宅でマッタリに変更になりまして、20日(土)、21日(日)はわずか20-QSOながらAA DX CWでDX TEST気分を味わいました。

特に20日の夜はCondxが良かったですね。22時台の15mCでフランスやルーマニア、なぜかWのウィスコンシン州と繋がったりして、面白い展開でした。

さてさて、DXCC獲得前後はあそこだここだと細かくお話ししていたNew Entityですが、101以降はどうなったか? 現在Wkd-108、Cfm-104なのですが、ここで近況を少々。

【うれしかった最近のQSO】

・03/08 EX8MLE 10mC Kyrgyzstan Newでした。郵便事情が悪いそうなので書留で請求(返信なし)。
・03/28 9N7CC 10mS Nepal WPX SSB。Newでした。早々にLoTWでCfm。うれしー!
・05/22 OZ/PA2A 17mC Denmark なぜかDenmarkはご縁がなく、実はNewでした。
・05/30 G2F 15mC England 何回QSOしても紙カードをくれないEngland。今回は大丈夫そう?!
・05/31 LN8W 15mC Norway WPX CW。ここもご縁がなく。地味にNewでした。
・05/31 EU1A 15mC Belarus 何回請求しても反応のないBelarus。今度は大丈夫か?!
・06/20 YP8T 15mC Romania 上記のAA DX。ここも実はNewなのです。ここでWkd-108。

Newが5つ、紙カード、LoTW QSLが貰えず困っていたところが2つ。春以降はこんな感じで、のんびりと増やしています。でもCWばっかりダナー。

ちなみに死ぬほどくやしかったのはAA DXのルクセンブルク。"JL1KLK?"を繰り返されて、599とナンバーを返すも再び"JL1KLK?"。"R R"から599とナンバー打つが、また"JL1KLK?"。多分こっちの返答が聴こえていない? ルクセンブルクはNo QSOのままです(涙)。あとは鬼門(?)のスペイン。「呼ぶぞ!」と構えたらQRT。ギャフン!!

【お知らせ】
27(土)~28(日)の6m AND DOWNは1200MHzで参戦の予定です。というか新設のこのセット↓で、1200MHzコンテストにジンセイ初参戦!
http://jl1klk.blog51.fc2.com/blog-entry-196.html
http://jl1klk.blog51.fc2.com/blog-entry-203.html
ご覧の通りの固定ビーム+テモテーターなので、適宜手動でビーム方向を変えながらFM、SSB、CWにQRVの予定です。自宅品川区からですが、神奈川方面、横浜市中心地に強力なパスあり! 但し育児もあるので土曜日のスタートから深夜までと、日曜日の早朝から午前中かなぁ。お相手頂ければ幸いです!

第201回-どうする?どうなる?IRC

old_irc_02.jpg

CQ誌の2015年1月号に「米国は2013年12月31日をもって郵便局におけるIRCの販売と切手への交換を終了しています」という記事が出ました。私の聴いていた話と微妙に異なっていたので、編集部と電話、メール等でやりとりしましたが、結局修正記事は出ず、やっぱり「切手への交換」も終了したのかなぁ…。

アメリカにおけるIRCの扱いについては、LA郊外オレンジに住むN6HB氏がこのような↓Webをやっていて-

http://www.n6hb.org/s-a/irc.htm

UPDATE: Many U.S. Amateurs have contacted me because IRCs are "not available at their local Post Offices." This is was incorrect (see below). Previously, the rule was that IRCs could be requisitioned by Post Office facilities in the same manner as postage stamps, and that coupons would (should) be stocked at Post Office facilities that had a demand for them. That all changed as of January 27, 2013. As of that date, the U.S. Postal service no longer sells international reply coupons. However, unexpired coupons can still be redeemed or exchanged, as per the guidelines in Section 381 of the International Mail Manual.

-このように書いてあります。「『近所の郵便局で無効って言われた』というハムからの連絡を貰ったけど、それは正しくない…2013年1月27日に販売は終わったけど、(アメリカ合衆国郵便公社(United States Postal Service, USPS)の)ガイドライン381に従って、有効期限内のIRCは交換されるべき」と言っているように思いますが…。

「孫引き」は間違いの元なので、原文にあたるのが一番と、そのアメリカ合衆国郵便公社のサイトに直で当たると-

http://pe.usps.com/text/imm/immc3_020.htm

ここに381.2 Previously Sold Coupons and Exchange Value(既発行済みのクーポンと交換価値について)がありまして-

The following standards apply to the exchange of international reply coupons:

a.
International reply coupons sold by the United States Postal Service prior to January 27, 2013, are exchangeable in any other member country for a stamp or stamps representing the minimum postage on an unregistered air letter. Unused U.S. coupons (that is, those with the U.S. selling price stamped on them that are not ultimately redeemed by recipients in other countries) may be exchanged only by the original purchaser for United States postage stamps at a discount of 1 cent below the purchase price.

b.
With the exceptions noted in 381.3d, international reply coupons purchased in foreign countries are exchangeable at U.S. Post Office facilities toward the purchase of postage stamps and embossed stamped envelopes at the current maximum First-Class Mail International 1-ounce, letter-size price, per coupon, irrespective of the country where they were purchased. See Notice 123, Price List.

下側、つまり381.2項bの後半-

「381.3dに記した例外を除いて、海外で発行・購入されたIRCは米国の郵便局で郵便切手か料金印刷済みの返信用封筒と交換可能である。どの国で購入されたかに関わらずその料金はクーポン1枚あたり<1オンス、封書サイズ>の現時点での最高額のファーストクラスメールに相当する。料金表はNotice 123を参照」

-とあります。「381.3dに記した例外」は米国とスペインの別の機関が発行したものについてで↓、それ以外は上記381.2項bが適用される…ように思えますが…。

Reply coupons formerly issued by the Postal Union of the Americas and Spain are no longer valid. These coupons are printed in green ink and bear the caption Cupon Respuesta America-Espanol. Customers possessing any of these coupons should return them to their correspondents in the country of issue forredemption through the selling post office.

「私の和訳が正しければ」という非常に心許ない前提の上ではありますが、ここまでの文章を見る限りN6HB氏の主張は正しく、そして「米国は…IRCの切手への交換を終了」という記述は見つかりませんでした。

しかし…N6HB氏以外のハムが主張している通り、たとえ合衆国郵便公社が有効だと規定していたとしても、"近所の郵便局"が実務として交換してくれないのでは意味がない、という気もします。

確かに去年の春ごろから、米国向けのIRC入りQSL請求の返信率がガクっと落ちて、「おかしいな?」と思っていました。WASがやっと30州というところで、「たかがW」とはいえ、州によっては本気でQSLが欲しいところもあるのですが…。
みなさん、まだW向けにIRCお使いですか?

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