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2010年09月

第11回-FT-817NDが直らない!

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前回書いた、実働5日使用で壊れたFT-817ND、直りません。

修理依頼から15日が経過した9月9日の夜8時頃、私の携帯に突如バーテックスから「症状が確認出来ない」という電話が。「それはおかしい。症状確認が一番面倒なので、8月25日にわざわざそちらに行って、別の担当者としっかり確認している」と告げると、その"別の担当者"を捕まえて、社内的に確認してみるとのこと。
でも、担当者が変わったとしても、わざわざ電話で聞いてくるぐらいなのだから、顕著な症状は消えてしまったのだろうな、と思いつつ…。

翌9月10日の朝、面倒なのでまたしてもバーテックス本社に寄って来ました。私の事務所と直線距離で1km強しか離れていないのをラッキーと考えるか、FT-817の調子が絶望的なのをアンラッキーと考えるか…。

我が817はヒートサイクルに入っており、エイジングの最中。途中で取り出してアンテナなし&充電池で聴いてみると、確かにあんなに耳障りだったポップノイズは消えています。
ところが修理担当者曰く「昨日の電話のあとで、確かにターゲットのノイズは確認しました」とのこと。小さくはなったけれど、消えてはいなかったんですね。

原因は不明で、「発売から10年ではじめての症状」だそうです。FT-817といえば世界的な大ヒット機、何十万台か出荷している超量産機でしょう。それで「はじめて」。そんなレアな確率に当たるならば、宝くじにでも当たって欲しいのに…。

「再度エイジングを行って、依頼時の症状を確認したいが、今後どうなるかちょっとわからない」という出口の見えない説明にがっかり。
このままでは、私の817はバーテックスの評価用実験機になってしまうので、来週半ばまでに症状が顕在化しなければ、ボード交換も視野に入れて返却、と打ち合わせましたが…うーむ。本当に、レアな事象にアタリすぎではないのか?!

まさか写真撮影のために、ハムスター君を乗っけたのが原因ではないと思いますが…。

第10回-FT-817NDが壊れた!

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突然ですがFT-817ND、壊れました。

このグログも10回目。ラジオや無線機を買い直して、旧コールサインの復活をして、さぁ、運用について書くぞ! と意気込んだところで、がっかりです。ブログ執筆のモチベーション下がるなぁ…。

2009年11月に購入、再開局申請をして1日だけ近所の公園でワッチのみ使用。2010年正月のQSOパーティーで、ベランダにATAS-25を立て430MHzのFMで2、3時間運用、そして今年2010年8月にアンテナ工事をして、週末×2回で3日間運用。実働5日間ですよ。

症状は中波から430MHzまで、周波数に関係なく「ザザ、ザザザッ」というランダムなノイズが入るというもの。RFのバックグラウンドノイズとは明らかに異なる、耳障りで不規則なノイズで、ボリュウムのバリとか、AF系の接触不良とか、そんな感じです。
周波数には依存しませんが、ボリュームには比例。またモードの切替にも連動していて、AMならば小さく、LSB/USBだと大きく副調される。FMだとバックグラウンドノイズにマスキングされて聴こえない。

こう考えると「周波数に依存しない=VFOではない」「モード切替に連動=AF段ではない」等々切り分けられて、メインボードの電源系あたりが疑わしいですが…。
外来ノイズを疑って、パソコン、照明、湯沸器等を切っても消えない。回り込みを疑って安定化電源を外し、充電池にしても消えない。ついにはアンテナをはずして、本体のみを手に持っても消えない。
私の「脳内ノイズ」までも疑って、無線のことは全くわかならいカミさんに聴いて貰いましたが、「あぁ、なんかヘンなノイズ出てるね」との返事。こりゃ、本格的に壊れてるなー。

現象がうまく伝わらないと面倒&バーテックス本社の修理カウンターが、たまたま勤務先の徒歩圏内だったため、8月25日の朝、始業と同時に持ち込んで、症状を確認(自宅同様、受付カウンタで本体のみを充電池で鳴らして「ヘンなノイズ」確認)して修理依頼しました。

受け付けた人も「817では見たことのない症状」とのことでしたが、さてどうなるか。
夏~秋の移動シーズンなので、1日も早く修理して欲しいのですが…。

第9回-電子申請をやってみた

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FT-817NDとATAS-25をネットで購入。やっと再開局申請に辿り着きました。実は今から数年前にも再開局を考えた時期があり、開局申請用紙だけは買ってありました。「まだ使えるのかな?」とネットで検索してみると…。

「平成17年5月9日よりアマチュア局の免許申請書の様式が変わりました。このため旧様式の申請書は平成17年5月9日以降は使用できなくなりました」、「総務省が電波利用電子申請・届出システム Lite Webサイトオープン」、「住基カードやカードリーダを使わずにアマチュア無線の開局や再免許申請などができる」、「平成20年4月1日から電子申請の手数料を引き下げ」-こりゃ電子申請でしょう。
さらに検索すると、「お役所仕事なのに、すぐに免許が下りた」、「手数料引き下げで安くなって良かった」とも書いてあります。

もともと手書きで申請書を作成するつもりはなく、パソコンで打とうかと思っていたので、「どうせ画面から入力するならば」と電子申請に決定。さてさて、以下、ポイントのみを書いて行きます。

1.ブラウザでちょっと苦労

私はWindows XP(SP2)上で、サードパーティーがリリースした「Sleipnir」というブラウザをメインとして使っていますが、これが全くダメ。電子申請画面が、あるところから全く進まなくなってしまいました。
王道はどうだとIE7で試しますが、これも現象は同じ。セキュリティの設定や、セキュリティソフトをいじってみましたが状況は変わりません。
「こりゃ電子申請は諦めか…」と思ったところで、最後のトライ。Windowsではほとんど使っている人のいないMozilla Firefoxをインストールして、再挑戦すると…全く問題なく動きます。
結局、それからしばらく、電子申請専用としてMozilla Firefoxを使っていました。ちなみに同様の現象が、海外SNSのFACEBOOKでも発生。現在Mozilla Firefoxは、電子申請とFACEBOOK用になっています。

2.気になる申請期間は

これはよく話題になりますね。以下、日にちを書いておきます。2009年秋時点の関東総合通信局での実績です。

1) ユーザーID登録依頼:11月4日(水)
2) ユーザーID郵送:11月6日(金)
3) 開局申請入力:11月7日(土)
4) 審査終了:11月27日(金)

ネット上では「1週間で開局した」なんて話も見かけますが、私の場合は暦日で20日間でした。この期間は地域(総合通信局)によって異なる模様。初回開局の1978年頃には「局免交付は約2カ月」と言われていたので、これでも早い気がしますが。ちなみに局免を完全に失効してしまった場合(失効から6カ月以降)は再免許申請ではなく、新規免許申請(新規開局)になります。
実は「ウワサよりも遅いなぁ」と思い、11月26日に電話で問い合わせているんですよ。「いまちょっと混んでて。すぐに処理します」という対応でしたが、それが効いて、翌日交付…とは思えませんが(笑)。

3.ネット経由で「旧コールサイン復活」は?

可能です。申請画面の2画面目に「呼出符号」欄があって、ここで「旧呼出符号希望」にチェックをして旧コールを入力。これだけでは本人確認が出来ないので、私は大事に持っていた局免をスキャンしてPDF化。画面からアップロードしました。局免を紛失した場合は、JARLで証明書の発行サービスを行っています。

4.費用支払は?

これは指定口座にネットバンキングで支払いました。ネットバンキングを開設していない場合は、銀行に行って納付することになります。お役所相手なので、クレジットカードは使えません。残念。

5.免許状はどう来る?

さすがに免許状はネット経由ではなく、昔の通り郵送されて来ます。ちなみに返信用封筒を申請と同時に該当の総合通信局に送っておかなければならず、しかもこの「返信用封筒の到着/未着が審査期間に影響する」というウワサもあり、私は申請入力と同時に速達で送りましたが、まぁ、これはあまり関係がなかったみたいですね。でも、空いている総合通信局では影響するのかな?

この種のネット申請入力を「面倒くさいなぁ」と思う私でも、どうにか最後まで辿り着けたので、面倒くささでいうと「実用の限界ギリギリ」というレベルでしょうか(笑)。事前のユーザー登録も必要ですし、開局時に書いたあの免許申請の全項目を画面から入力するわけですから、一応それなりに手間はかかります。
ちなみに局免到着後、JARLの入会申込みもネットから行いました。こちらは特に特筆すべきところはないでしょう。

2009年11月27日、初回開局から31年11カ月ぶりに、JL1KLK再開です。
なお、申請時はこちらのサイトが一番役に立ちました。あわせてご覧ください。

◇博多んもんの徒然草・よもやま話「アマチュア無線の電子申請とコールサイン復活」
http://rainbow.kicks-ass.net/dcame/today/to20080617.htm

第8回-無線機を買ってみた

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さて、BCL復活でラジオを選んだのと同様に、復活時のお楽しみ「無線機を選ぶ」です。学生時代は親にねだるか、ほそぼそとバイトするしかなかったのに、今は自分の給料で、それなりの投資が出来る。これぞ「復活時の"オトナの"お楽しみ」ですよ。

これはもう、ライセンスと運用スタイル次第、いや、住居環境次第でしょうか。私の場合は、9階建てマンションの4階。賃貸ですから、固定運用はこっそりとやるしかない。ところが自宅から徒歩10分程度に天王洲アイルがあり、ビルの屋上には登れないけれど、埠頭や運河沿いの公園には行ける(残念ながら車は持っていません)。

なんとなく見えて来ました。ローバンドにも出られるポータブル機で、移動用アンテナとのセット。海沿いで移動運用するならばHFであろうという品川生まれ三浦育ちならでは(?)の考えがあり、また私の世代は、どうしてもHFの魔力から離れられないという性(サガ)もあり…。

私の"復活ハム"は制約の多いアパマン固定ではなく、東京湾岸の水辺に出掛けて、都会の移動運用中心でのびのびやろうと。これは都市部のマンションに住むサラリーマン復活派ハムのみなさんに、広くお薦めしたいスタイルでもあります。そう考えると、ここにも行きたい、あそこにも行きたいと移動候補地が浮かんで来ます。
そうなると候補は数機に絞られ、ICOMのIC-703か、八重洲のFT-817か。強力な対抗馬に八重洲のFT-897もあるが、うーむ…。

結論は「FT-817NDとATAS-25をセットで購入」でした。理由はFT-817の人気の高さ。発売から10年経つのに、いまだにロングセラーとして売れ続けている。『FT-817マニアになる本』なる本まで発刊され、遊び方も研究されている。ネットで検索しても、実に情報が豊富、等々。
パナソニックのLet's Noteのように、「長い期間、多くの人に受け入れられているハードは、機能的にも優れている」という考えのもとに、実は私の無線ジンセイでは5台目にして初めての"八重洲機"を購入しました。
最も熱心にやっていた中学、高校時代、TS-520VとTR-7500GRというトリオセットを使っていた私は、「デザインは良いが、受信性能が八重洲よりも劣る」というコンプレックスがあり、八重洲の「耳」を試してみたいという気持ちもありました。
FT-897でも良かったのですが、897については817ほどの「信奉者」がいなかったので、「こりゃ817の方が面白いんだろう」と推測。実際、バッテリー内蔵同士でも、携帯性がかなり違いますからね。

そんなこんなで、FT-817NDとATAS-25をセットで購入。週末にアキバに行かなくても、ネットで安いところを探して、クレジットカードで決済すれば、1、2日で届くのですから、便利になったというか、ちょっと寂しくなったというか…。

第7回-ハム復活とコールサイン

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いままで5回ほど、BCL復活についての文章が続いたので、これからはハム復活について。

「ラジオ買ってみた。聴いてみた」のBCLと違い、ハム復活の方は手続きの都合上ステップが決まっているため、長い道のりとなります。参考になるかもしれないので(なるか?)、そのステップを書いてみます。ちなみに条件1「従事者免許は紛失していない」、条件2「再開局申請はネットの『電子申請』で行う」とします。

1.コールサインの確認
2.運用スタイル、運用場所の検討
3.無線機、アンテナの検討・調達
4.再開局申請(先にやっておく。早いほうが良い)
5.アンテナ工事(申請のあとでも良いでしょう)
6.CQ誌等で情報収集(勘を取り戻したり、新しい規制を勉強したり)
7.ログブック、免許ケース等事務用品購入
8.局免交付
9.JARL入会
10.QSLカード作成
11.交信開始!

長いな(苦笑)。2番の運用スタイル、運用場所の検討によって微妙に変わってくるかもしれませんが、おおむねこんなところでしょう。

スタートの1は総務省のこちらのサイトで可能。ここでかつての自分のコールが、見ず知らずの誰かに再割り当てされていることを知り、「あのコールが使えないならばもうハムなんてやりたくない」となってしまう人もいるでしょう。
その気持ち、よくわかります。私は開局から31年の間に3回も失効しているのに、運よく再交付はされず(1巡目の再交付時に噂を聞き付けて一時的に再開局していたため)、大好きなサンドイッチ・コール(しかもサフィックスが子門真人と同じ)で復活できましたが…。

「コールサインの再割り当て」、一体どうなっているのか、ややこしくてわからない人も多いでしょう。私もいまひとつ全体像が掴めなかったので、ちょっと調べてみました。

コールの再割り当ては1エリアでは1986年から、2エリア'93年、3エリア'91年、そして6エリアでは'99年から行われています。再割り当てされたプリフィックスは関東は1回目がJE1から、2回目がJA1から、近畿はJE3から、東海はJE2から、九州はJA6からだったそうです。
関東は2回再割り当てしている、つまり二巡、1952年の初回付与からいえば三巡していることになるのでしょうか。JE1~JG1については、同じコールでも「三代目」の可能性があるわけですね。噺家や歌舞伎役者みたいだ。

この再割り当て、やはり評判がよろしくなかったのか、関東では'86年から'89年頃まで行って中止。'90年から2002年までは7L1~7N4が付与されています。しかしこれも枯渇し、'03年からJA1が再割り当てされ今日に至る、というわけです。やがて三巡目のJS1が終わったら、今度は7L1~7N4が再割り当てされるのでしょうか?

この文章を書いている2010年の9月時点で、TSSが運用するこちらのサイトを見ると、JG1、JR2、JO3、JE6まで再割り当てされています。
再割り当てはかつてのJA→JH→JR→JE→JF…ではなく、純粋に「2文字目のアルファベット順」で行われるので、JS2、JP3、JF6以降の人は、失効していても今ならセーフ。1エリアは完膚なきまでに蹂躙されていますが(苦笑)、「JH1、JI1以降で前回の再割り当て時('80年代後半)には失効していなかった、あるいは再割り当てされた人が更新せずに失効してしまった」場合は旧コール復活の可能性があります。1回目の再割り当てからもう20年以上経っているので、後者の可能性も高いのでは? 一旦人手に渡ったものを取り戻すのは、感慨深いものがありますね。

コールサインといえば、ハムにとっては第二の名前。今回の旧コール復活を経て、「俺が生きている間は、JL1KLKは誰にも譲らない!」とココロに決めました。一時は冷たくしましたが、これからは大切にしたいものです。ごめんなー。

現在のコールサイン制度、旧コール復活については、こちらのサイトが参考になります。

◇TSSコールサイン付与状況
http://www.tsscom.co.jp/hosho/calljokyo.html
◇Wikipedia「識別信号」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%98%E5%88%A5%E4%BF%A1%E5%8F%B7
◇神田勘太郎さん個人ページ「1952年から2009年までのコールサイン付与状況一覧」
http://www1.ocn.ne.jp/~kantaro/s4licence.htm
◇JARL、TSS旧コールサイン復活
http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/2-2_Regulation/Callsign.htm
http://www.tsscom.co.jp/hosho/kyucall.html

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