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2017年11月

第234回-ごぶさたしておりました。一陸特を受けておりました。

10月初めのロシア製電鍵の記事以来、ブログの更新が止まっておりまして、さらにハムのQRVも休止しておりまして…実は8月から第一級陸上特殊無線技士、一陸特の受験勉強に専念しておりました。

10月26日(木)に関東の方にはお馴染みの日本無線協会(江間忠ビル)で受験、本日結果発表となり、ギリギリの得点で合格しておりましたm(_ _)m。

(無線ブログお約束「合格通知」。恥ずかしいので少し小さめに…)

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しかしもしかしたら、この一陸特、私のジンセイで最も難しい資格試験だったかもしれない。もちろんこの上に二陸技、一陸技、二総通、一総通などなど上位資格がありますが、なにしろコテコテの文系事務屋(経営学部経営学科卒。卒論は消費者行動論)でありまして数学は高校以来やっていない?! そんな私でもどうにか合格した「三アマ文系の一陸特受験~合格記」を少々。

◆1.そもそもなぜ受験?

仕事絡みです。コテコテの文系とはいうものの、情報通信関係の仕事をしており、最近、次世代移動体通信だ、ミリ波レーダだ、8K BS・CSだとUHFからマイクロ波領域がにぎやかで。「ここでひとつ知識の棚卸をして、資格のひとつも取っておこうか」と。
そのほか、いろいろ生々しい事情もありますが、まぁ、飲んだときにでもお話しします(笑)。

◆2.受験勉強は?

締切り間際の8月17日に申し込んで、8月20日頃にテキスト購入。試験は10月26日なので約2カ月+αで本番を迎えました。

毎日仕事が終わってから1、2時間テキストを読んだり、問題を解いたり。週末は家族に協力してもらい育児をセーブして近所の区立図書館へ。土日それぞれ4、5時間、週末は8~10時間くらい没頭していました。
約2カ月+αとはいうものの、時間数はそれなりにやったように思います。ざっくり計算すると150~160時間くらいかと。ネットに書かれている「合格標準時間」と結果的に丁度同じでした。

◆3.テキストは?

下記の2冊でした。

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右側の問題集「合格精選470題」は定番中の定番ですが、左側、今年の8月に出たばかりで合格実績のない(?!)新刊を買ってしまって…これはよかったような悪かったような。デザインが良く読みやすく、「読み物」として読んでいるうちに試験対策になる構成だったので、私には合っていた…と思いたいです。

実際この弘文社の「一陸特合格テキスト」、「読みやすさ」という面ではかなり優れているように思います。また著者がハム(JL1XEU局)なので、ハムとの比較も登場。その意味では「ハム向き」のテキストかもしれません(逆に超基礎的な内容は端折られています)。

定番本「合格精選470題」はさすがですナ。使いやすいし読みやすいし、問題集なのに解説もわかりやすい。こちらは必携、必修でしょうね。但し私は時間がなかったので「全問を繰り返して」は出来ず、苦手分野の集中学習用に使いました(実際に解いたのは百問前後か?)。

◆4.そのほかには?

おなじみ「電波受験界」の直近の一陸特号を3冊。これの過去問と解説はとても役に立ちました! 特に2017年10月号は10月試験に出そうなテーマの予想が出ており、これを集中的に予習しました。「的中」したかというと、まぁ、当たったような、ハズレたような…。まぁどっちみち多少のヤマカケは必要なので、その意味では「安心させてもらった」という気はします。これについては改めていつかゆっくり書きたいですね。

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あとはこれも有名なこちらのサイト。出張の移動中にスマホで何回もやりました。
http://rikutoku.com/index.php?FrontPage

過去問PDFもここ↑からダウンロード。上の「電波受験界」と合わせて過去問PDFの通し模擬は3回/年×1.5年分×午前・午後=10回弱をやりました。「10年分60回やれ!」なんて言われますが、忙しいサラリーマンには2、3年分が限界ではないかと(それでも合格しますヨ)。

◆5.ノートは?

結局3冊になりました。

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上記の「一陸特合格テキスト」の問題解答とちょっとしたまとめ用にA5ノートを使っていましたが、問題が複雑になると見開きが延々と計算式になったりして、ちょっと「書いて覚える」という感じにならない↓。

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そこで別途、暗記用のA6ノートを用意してこちらには公式や表、例題と計算例などをキレイに(?)書きました↓。

1-note-03.jpg

結局、終盤はこればかりを見たり書いたりしていました。

◆6.そして試験の出来は?

まさかの結果なのですが、工学の方がヨカッタ…。

・無線工学(合格ライン24問中15問):24問中17問正解。1問ケアレスミス。一応2問余裕がありました。
・電波法規(合格ライン12問中8問):12問中8問正解。余裕ゼロ。

何人かの方が書かれていますが、一陸特の無線工学は「広く浅く」の観がアリ、テキストなり問題集なりをひと通り(ざっくり60~70項目程度)やると見覚えのある問題の繰り返しになり、logとデシベル計算さえ出来れば文系事務屋でもそれなりに解けてしまいます(デシベル計算もパズルのようなもの…これもいつか改めて)。

それに対し鬼門は電波法規! 12問中8問正解で合格ラインギリギリでした(マークミスが心配で心配で胃に穴が開くほど…)。過去問を10回分くらい解きましたが、悪くても9問正解、良ければ満点か1、2問ミスで「こりゃどうにかなるでしょ」と思っていたのですが…。
総通による点検・検査関係など、あまり縁のない内容がゴソっと出られると「迷いに迷って誤答」なんてことも有り得ます。法規は各テーマ抜けなく、繰り返し繰り返し繰り返し過去問をやられることをオススメします。事務屋のクセして「工学受かって法規で落ちて」なんてシャレになりません!!

というわけで旧・電話級(1978年)も三アマ(2012年)も講習会だった私の、はじめての国家試験(初エマチュー!)。どうにか一発で合格し、一陸特となりました。
二アマ、一アマ、二陸技あたりの受験も考えなくはナイですが…無線の資格はちょっとお休み。本業は有線通信(特殊電線の開発)なので、有線系の工事担任者や電気通信主任技術者の方が重要で…。

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