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2018年01月

第240回-次々いろいろ1200MHz

3年がかりのつもり貯金でDJ-G7を買ったのが前々回のブログ。出力不足気味なので購入2日後に修理のため返送したのが前回のブログ。さて、その後どうなったかというと…。

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やはり初期不良品だったそうです。ヒートシンク周辺の接触が怪しく熱の影響で出力低下が起こっていたのではないかと。低下状況の詳細は書いていないですが、電話では「かなり低かった」と言っていました。そしてFET交換、再調整。イイ感じの出力になりました。

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ヨシヨシ。上限20%ギリギリのキワドイところで調整してくれた(笑)。ありがたやー。アルインコのサービスと電話で数回やりとりしましたが、対応は良かったです。わずか数日で返送してくれたし。
自宅でも確認しようと「DJ-G7→SWR計(SX-1100)→ダミーロード(DL-50N)」で送信してみると…。

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あれ? 0.4W? 直っていない?!

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いやいや、2、3日前にアンリツのごっついパワーメーターで調整したばかり。試しにIC-1271で送信してみると…。

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写真のピントがズレているが10.5~11.0W。極めて正常…もしかして、SWR計(SX-1100)も壊れているのか?
早速、ダイヤモンドに電話。「10W機では正常なんですが、1W機だけが低めで…」。

「実装しているダイオードの関係から、一部の製造ロットで2、3W以下の測定時に"低め"に表示されることがある。1200MHzで顕著。5W、10Wレベルならば問題なし。まさにそちらの現象通り」

なんと! DJ-G7の初期不良もありましたが、SWR計もチョット微妙な「癖」があった。
まさにその「癖」の出るパターンにジャストミートで比較測定してしまったようです。
「モウ一体ナニヲ信ジレバヨイノ??」という状況ですが(苦笑)、今度はSX-1100がダイヤモンド送りになりました。校正は可能だそうです。

どうやら1200MHzで1Wクラスの測定をやる機会が少ないため、気付かずに使っている人も多い模様。確かに私ももう数年間、IC-1271のFM、CW、SSBで使ってましたが、な~んとも思わなかったし。

次々といろいろなことが起こりますネ。ツイッターの方に書いた通り「トラブル対応の打ち合わせをメーカーと行うごとに、回路に対する知識が増えて行く」というメリットも…勉強になります(とポジティブに解釈)。めちゃくちゃ面倒だけど。

DJ-G7はベストの状態になりましたが、変更申請がナカナカ終了せず。まだ取説を読みつつメモリーを登録したり、結構感度の良い海外短波を聴いてみたりしています。次回はマイク、ヘットフォン回りについて(予定)。

第239回-3年がかりで買ったDJ-G7初期不良品だったよ

前回のブログに喜び勇んでアップし、ツイッターでも60件もの「いいね!」(←現在は取り消されて減少…)を頂戴した3年がかりで買ったDJ-G7、見事にハズレを引きまして「初期不良品」でした。

私はおっちょこちょいなので勘違い、操作ミス、測定ミスの可能性も否定出来ず、購入2日後の16日(火)にアルインコに返送し評価測定を依頼。昨日22日(月)に電話を頂き「一部に接触不良があり、出力低下が見られる」とのお墨付き(?)を頂きました。まったく嬉しくないお墨付きですが。現象は図表で見てもらった方が早いでしょう。アルインコに送った書類の一部をキャプチャしました。


G7_furyo_01.gif


前回のブログでHAFさんからコメントを頂戴した通り、送信出力は充電池使用時でも144MHzが 約5/2/0.8/0.3W (4段切替)、430MHzが約4.5/2/0.8/0.3W (4段切替)、1200MHzが約1W/0.3W(2段切替)で、13.8V供給時は430MHzも5Wになります。1200が特にヒドイ。1200をやるために買ったのに…。

しかしこれ…1200MHz対応のSWR計やダミロードをお持ちの方は少ないと思うし、そもそもポケトラスタイルならばアンテナの前に測定器を挟むことも少ないでしょう。
「1200MHzって飛ばないなぁ…」と思っているDJ-G7ユーザーの中には、初期不良に気付かずに、意図せぬQRP運用をしている人も少なくないのではないか? 電気関係の仕事をしていて、この手の評価実験に慣れていたから1、2日で初期不良に気付いたが、お年玉握りしめてDJ-G7買った小中学生のジュニアハムにもこんな初期不良品が渡っている可能性はないのか?…等々、アルインコの不良率や品質システムはわかりませんが、なんとも複雑な心境です。

しかも昨日の電話では「144、430MHzでは出力低下再現、1200MHzは異常なし」「各バンドとも周波数の上下に比例して出力カーブがリニアに変化」等々、噛み合わない、というかアタマの痛い報告があり。現在、修理~エイジング~再評価に進んでいますが、この先もどうなることやら…。

はじめてのアルインコリグで大当たりです。

第238回-3年がかりで買ったよDJ-G7

当ブログの昔からの読者の方ならば、このヘンテコな貯金箱に見覚えがあるのでは?

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2016年07月にアルインコのDJ-G7を購入すべく作成した「お酒を飲んだつもり貯金箱」。「そういえばDJ-G7貯金はどうなったの?」と何人かの方に聴かれたりもしましたが…

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苦節1年半、足かけ3年。どうにか上記のように貯まりまして、本日アキバのロケットで新品を購入しました。いやー、苦労したした。なにしろお酒が好きなもので…。

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なにやらキャンペーン中とのことで、防水コネクタ付きのスピーカーマイクEMS-62がオマケについて税込33k。ヤフオクでの中古品購入も考えましたが、非常にお得な買い物でした。

まだ送信機の追加を行っていないので、あれこれ受信しただけですが、個人的な「超ファースト・インプレッション」としては-

1.買ってから気付いたが、本体のみで1200MHzで1W出るわけではなかった。1200の1W送信はDC13.8V供給時で、本体のみだとリチウムイオンバッテリーパックで7.4V、乾電池で6.0V。これだと0.3W。ううむ、プラグを細工して、FT-817で使っていた14.8VのGANGANを繋がなければ。動作可能範囲は4.5V~16.0Vだそうです。

【後日追記】すいません。上記1間違いでした。本体のみ、バッテリーでも1W出ます。「なんか低いな」は初期不良でした。詳しくはこちら

2.ヘッドフォン接続が…。オマケで貰ったEMS-62の下側にイヤホン端子が付いていたが、ここにL型ミニプラグを挿すとハンドマイクが持ちにくくて持ちにくくて持ちにくくて…。L型がいけない模様。ここにストレートのモノラルミニプラグを指して、それをマイクのカールコードに絡めてからステレオミニに変換すれば良いのか?

3.「イヤホンでちょっと何かを聴きながら散歩&近所に買い物」が出来ない。別売の変換ケーブルを買わないと本体にはイヤホン単体が挿せない。ウチの組み合わせでは必ずマイク経由になる。困った。エアバンド、ローカルの430、1200の移動局等々、実はこれを楽しみにしていたのに。2番とも合わせて、変換ケーブル(EDS-14)は必須かなぁ…。

4.本体のクリップはダメだ! 5cmくらいの布製のわっかが付いて来たが、これではなぁ…。八重洲の樹脂製のクリップが使えるらしいのでちょっと調査。服とかベルトとかカバンのストラップにガチッと噛まなきゃダメでしょ!

5.内蔵バーアンテナで受信するAM放送の感度はまぁまぁ。手のひらサイズのトランジスタポケットラジオくらいという印象。そして短波帯はまさかの高感度! 付属のヘリカルアンテナでは全く入感しないのでSMAPをMJに変換してベランダの7MHzホイップに繋いだら…中国・韓国(台湾・北朝鮮?)の放送局ならほぼフルスケールで入感。セパレーションや信号の弱い局についてはさすがにFT-897やFT-817に負けるが、ちょっとしたBCLラジオ並み。これは嬉しい誤算(でもなんだかFズレしている感じも…)。

6.受信音がひび割れて聴こえるが、それは本体スピーカーの前に防水フィルムが貼ってあるためらしい。試しにオーディオテクニカのヘッドフォンで聴くと、短波もFMも悪くない受信音だった。

まずはこんなところです。悪いリグではありませんが、自分にしっくり来る感じで効率良く使いこなすには色々な創意工夫が必要だなという印象です。まぁ、ハム的と言えばハム的。
エアバンドやFMも含めて、本体のアンテナをどうするかはこれからの課題。自宅北品川の窓際で純正のヘリカルでエアバンドを聴くと、羽田の地上側が41くらい、飛行機は目の前を飛んでいるので59++でした。

今回のDJ-G7購入を最も喜んでいるのは実に2年前のハムフェアで買って、シャックでじっと出番を待っていたこのツインデルタでしょう(笑)。

dj-g7_004.jpg

さてさて、送信機の追加どうやるんだっけ? 電子申請でやりますが、IC-1271から4年ぶりなもので操作方法を忘れてしまって…。

◆2018年1月16日(火)追記◆

動作に不審な点があり、初期不良品の可能性があるためメーカー返送~メーカー調査・測定となりました。
すでに返送済み。手元にあったの48時間くらい…。

◆2018年1月23日(火)追記◆

初期不良品確定。途中経過。
http://jl1klk.blog51.fc2.com/blog-entry-246.html

第237回-NYP2018-ついに始まった!QSOに四歳娘乱入?!

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お正月恒例のNYP、みなさんはいかがでしたでしょうか?

私はバンドと時間のタイミングが合わなかったり、そもそも弱いので呼び負けしたりで序盤で苦戦。1200、21、28、144等をさまよいましたが、家族が寝静まった2日の23:00から3.5MHzのSSBにQRV。ベランダモビホに50Wですが、果敢にも(?)3.5MHz。ところがこれがナカナカの好調で、3日の01:00頃までに10-Q。「残りは明日に」とQRTしました。
ほとんど東京湾という自宅のロケーションとベランダの下の入り江が効いているのか、3.5MHzでも関東圏ならば59~59+で届いているようです。モビホなのに?!

そして事件は翌日に起こりました。3日は50MHzが好調で確実に局数を稼ぎました。16時過ぎにはJARLの本部から高尾会長自らJA1RLをオペレート。
そもそもご近所さんで、何回もQSOして頂いているし(直近は年末)、「前会長、前々会長、前々々会長時代にはなかったことだよなぁ」とお呼びすると一発でピックアップ…。

ここで突然シャックのドアが開き、年末に四歳になったばかりの娘が乱入!
新年の挨拶とナンバー交換をする私から1mくらいのところで-


「キロービマーキロー!キャハハハハハ(≧▽≦)」
「こら、ちょっと(汗)…」
「キロービマーキロー!キローキロー!!キャハハハハハ(≧▽≦)」
「す、すいません、む、娘が乱入して、わ、私の真似を、う、あ…」


-大恥かきましたよ!!

四歳娘は乱入する気満々で廊下でピョンピョン飛び跳ねていたのでドアをロック。するとドンドンと叩いて「なんでよー、なんでしめるのよー!!」。
大急ぎで20-QSOしてドアを開けると、マイクに興味を示し「これなーに?**ちゃんにもやらせてー!!」を連発。説明が面倒なので「免許を取れ!」と黙らせました。

しかし不思議なもので今までは私が無線をやっていても横でキョトンとしていたのに、この正月から急に興味を持ち、「キロービマーキロー!」まで。
カミさんにグチったところ、「無線部屋締め出されたんで、テレビの前でリモコンのおもちゃ握りしめて『キロービマーキロー!』って言ってたわよ」だそうです。からかわれてるのかな? オレ? (コールが「フォックストロットジュリエットなんとか」なら難しくて真似出来ずにヨカッタか?!)

以上をツイッターでつぶやいたところ「微笑ましい!」とのレスが多数。こうして文章で読むと確かに微笑ましいですが、左手でドアを押さえて右手はマイクを握りしめ、現場は結構な修羅場でした。

「なぜ高尾会長の時に?」、「将来有望!」、「英才教育で国試を!」等々、いろいろなお言葉を頂戴しましたが、問題は「数字」ですね。算数以前に「数字」。1から11まではどうにか大丈夫ですが、「12」が「いちとに」になり、以降は謎の呪文になります。そもそも数の概念自体が怪しい(まぁハムのオジサンだって「59」が「ごときゅう」ですが…)。

上のQSL写真の頃(二歳当時)はまったく気にしていませんでしたが、これからは娘のコンディションも勘案してQRVしなければならないのでしょうか。QSLのモデルになってもらっているのであまり無下には出来ませんが…みなさんもご苦労されているのでしょうか?

ps1. 間違って覚えた「ビマー」は3日の夜に正しく「リマ」に矯正しました。
ps2. ホントはモールスを覚えて欲しいのですがトンツーの音は「こわい」そうです。JT65からは猛ダッシュで逃げます。

第236回-一陸特受験シリーズ・2018年、デシベル計算の出来るヤツになる?!

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新年明けましておめでとうございます! 昨年も皆様からのご指導、ご鞭撻のおかけで楽しいハムライフを送ることが出来ました。本年もよろしくお願い致しますm(_ _)m。
特に今年2018年は「開局40周年イヤー」。「イヤー」がダブっているような気もしますが(苦笑)、ともかくそのイヤーでありまして、記念事業(?)なども考えております。民放局か?!

さて、「一陸特受験シリーズ」もそろそろ飽きて来ましたが、でも! これだけは(自分のためにも)書いておきたい! デシベル計算の攻略法であります。

前回書いた通り、私は通信関係の仕事をしている文系事務屋ですが、仕事の都合上またにデシベル計算をすることもあります。しかし、世の中便利なもので、勝手に色々やってくれるWebがあったるするんですね。もっぱらそっち頼みで、自力で計算することなどなく…。
しかし当然、国家試験の最中にWebの自動計算など使えません。デシベル計算をマスターするか? しないか? これは無線系の資格試験では合否を決める大きな別れ道となるわけであります。

受験対策サイトなどを見ると、なにやら怪しげな語呂合わせが出ており、それを覚えると確かに出来るようになりそうです。
しかしここに大きな盲点。その「怪しげな語呂合わせ」自体が非常に覚えにくいのです。困った…。

そこで私は、自分で勝手に語呂合わせを作ってしまいました。もったいないので(?)ここで公開。
まず、以下のフレーズを暗記します。

「胃痛弱い」「おさむ君な」

これは一体何でしょう?! おさむ君は胃弱なのでしょうか? 次にこれを音で書きます。

「イツーヨハイ」「オサムクンナ」

そしてこれに数字を当てます。

dB-amki-01.gif

なんということでしょう! デシベル値と真数の対応表らしきものが出来ました。「イ」が1になったり5になったりしていますが、そこはオトナの良識で乗り切りましょう。
算数からっきし派にとっては「どっちがデシベルでどっちが真数なの?!」という大きな問題がありますが、電子工学の豊かな知識を持つハムのみなさんならば、「2分割すると3dB落ちるらしい」という最低限の知識から、「上が真数、下がデシベル」と判断しましょう。

◆ 2ケタのdB値はどうするよ?!

大きな問題がまたひとつ。算数からっきし派にとっては非常に割り切りが難しい、(なぜか)とても抵抗があるのですが、デシベル値で真数を表しているのは一の位しかなく、十の位は「真数のゼロの数を表している」にすぎません。理系の人には笑われるかもしれませんが、文系の我々にとっては目からウロコです(←高校時代ナニやってた?!)。
つまり、37dBならば「十の位が3なのでまず"000"と書く、次に一の位が7なので"オサムクンナ"の表から"5"を"000"の前に書く。真数5000」となります。

馴れてくると逆も出来るでしょう。まず真数を睨む。ゼロがいくつ付いているか? 例えば「800」のように2個ならば、まず「2個ですよー」という意味で"2"と書いてみる。次に「8」をデシベルで表すと「9」なので、"2"のうしろ、一の位に"9"と書いてみる。「真数800=29dB」-これだけのことだったのです?!

◆ まずはここまで…

3ケタの場合、デシベル同士の計算等、まだこの先がありますが、それはネット等でお調べ下さい。また上の表にない真数、デシベル値が出てきたらどうする、電圧値と電力値の違い、そもそも「デシベル計算と言いながら真数変換しかやっていない」等々ありますが、まずは基礎中の基礎! あまり詰め込んでもよろしくないので。

しかし「デシベル」って、コレダケの話だったんですね。ネットを調べるとギリシャ語がどうしたとか、グラハム・ベルがどうしたとか、文系にはおよそ理解出来ない難しい式が書いてあったり…。前回書いた通り、「高校時代に数学で4点を取った文系事務屋」もこれでデシベル・真数の変換が出来るようになりました。2018年はデシベル計算の出来るヤツで行きます!!

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