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2018年10月

第255回-【緊急更新】CQ WW DX Phに手持ち817とGAWANTで参戦

前回の続きで「いま欲しいリグ」についてお話しする予定でしたが、今週末開催の世界最大のDXコンテスト"CQ WW DX Ph"に無謀にも(?)「手持ちのFT-817ND+GAWANTアンテナ」で参戦しまして、予想外の成果を挙げたのでそれをご紹介します。

まずは朝6時に目覚ましで起きて、朝ごはんのセッティング(週末は私が調理係)と身支度を終えて、予定していた移動先に到着したのが0720ごろ…まぁ自宅から徒歩で15分ほどなのですが。地元・東京都品川区は天王洲の遊歩道。CQ WW DXということもあり、いつもより数百メートル東京湾沿いに行ってみました。こんなとこです。

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0800頃にセッティングを終えてQRV…と言っても817にGAWANTを挿すだけですが(笑)。こんなオッサン。

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私の初のGAWANT-DXは0805のVK2!その後の成果はこんな感じです。

20181028_CQWWPh_01_v3.gif

過去にこのすぐそばで5WにATAS-25でWやBYとQSOしているのでDU、VKとかは届くだろうなと思っていました。しかし!まさかのZXブラジル!GAWANTで南米ですよ!

その後もチリと繋がり南米2局目。今日は特にCondxが良かったようですね。アラスカやハワイなど、堅実にマルチを稼いで午前の部終了。約4時間で17-Q、10-ZONE、OC、AS、SA、NAですね。QRZ.comさんによるとチリCB1は16,830.5km、ブラジルZX5は18,800.3kmだそうです。ブラジルの方が遠いのか(QRZのコレ、直線距離?大圏コース?)。

ここで一旦自宅に戻り、お昼を食べたり、クリーニング屋に行ったり?!そして1500頃に同じ場所に戻り午後の部開始。

いやー、午後の部は厳しかった…と思っていたけど1時間でこの内容ならばまぁまぁか。グレーラインに合わせてEUがオープンし、必死に呼んでZONE-15、16、20を追加。RA3はモスクワの郊外ですね。かなり西寄り。ここまで来ると欲が出ますね。ZONE-14が欲しかったナァ(笑・AFやって1-day WACも?!)。
午後の部で5-Q、3-ZONE追加。まぁ、数を競う感じではありませんが。午後の最長はブルガリアLZ5の9,136.4kmでしょうか。

冒頭の写真の通り、結局817を付属品のストラップで首から下げてのQRV。電源は内蔵ではなく、コートの左ポケットに電動リール用リチウムイオンバッテリーGANGANを入れており、14.8Vの5W運用でした。そしてそれゆえに、遊歩道をウロウロしながら15mSでDXが出来る(爆)。マジメな話、午後の部はアパマンでは有り得ない北向きビームも駆使して効果絶大でした。

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今日の東京の日の入りは1651、日没直後に何かのマジックが起こるかと期待しましたが、まぁ、見事に信号も消え、カミさんと子供からも「帰って来い!」のラインが。日没直前のOG7フィンランドを最後にGAWANT QRPでのWW DX参戦は終了、撤収。朝から夜までお邪魔しました。午前、午後の合計で22-Q、13-ZONE、OC、AS、SA、NAにEUでした。1-day WACは(さすがに)ならず?!エンティティは意外に伸びて16。22-Qで16-Entは悪くないです。

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飛びますよ、GAWANT。自転車で10分くらいのご近所さんが作っているという地元意識もありますが、ネットで散見する「GAWANTって言うほど飛ばないらしいゼ」、「GAWANTの評判ってhype(誇大広告、胡散臭い大ボラ)じゃないの?」という声に、「自分でちゃんと試してからそう言ってるのか?」という疑問がありました。
冒頭に書いた通り、私は7年前に817の5WにホイップでWやKH2、BYとQSOしたことがあったので、「飛ぶ飛ばないは本人次第」と考えていて、今回のWW DXではそれをたっぷりと試そうと。
自宅の制約や資格の関係で、小さなアンテナに少ないパワーで都会のはずれから遠くまで飛ばすことを10年近くやって来たので、イロイロと思うトコロもあったのです。結果は以上の通りです。

これでも現場で気付いたいろんなテクニックがあるんですよ。最初はベンチに座ってマッタリやろうと思ったけど、運河沿いに設置してる鉄製の柵の上がめちゃ信号強いとか、817の後ろのダイキャストが柵のパイプにぴったりで、それを嵌め込むとSWRも下がるしSも上がるとか。さらにはロッドアンテナを垂直にするか、水面上に水平に突き出すかとか。

いずれも相手によってケース・バイ・ケースで「これだ」という結論はありませんでしたが、そんなところをあれこれ試して、ピックアップして貰った時の感動が「ハムだなー」と。まぁ難しいことは考えずに「GAWANTはこう遊べ!」でもいいかも(笑)。
W本土がオープンしていなかったのが残念ですが、「GAWANTは南米にもヨーロッパにも飛ぶ」ということが実証出来れば十分でしょう。

817をお持ちの方、GAWANTをお求めの方も多いでしょう。中途半端なヤマに移動するよりも、河川敷や運河、海岸線に移動した方が良いかもしれませんよ。「GAWANT持って水辺に行こう!」が流行ったりして(笑)。

いやー、まぁ、ともかく、色々書きましたが、今日の晩メシのビールはウマかった!!(笑)。それに尽きる!

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第254回-いま欲しい!ニッチリグとは?

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国内規格の市民ラジオ機を製造・販売しているポラリスプレシジョンがアマチュア無線機に新規参入。大変勇敢な挑戦でそれ自体は評価すべきことなのですが、「14MHz/18MHzのSSB/CWでNi-MH電池またはアルカリ乾電池駆動の5Wポータブル機、そして定価22万円」という仕様がいまひとつウケが悪い。

私は工業製品のマーケティングが本業ですがマーケター視点で見ると、まず大多数を占める4アマに無縁、3級で18のみ、2、1級でやっとデュアルバンド(国内市場を対象に考えると従事者人口で10%以下)。それでもFT-817、818と比較してどこに優位性、必然性が?…という確かに疑問の多い製品コンセプト&プライシングであります。ううむ、どうなることやら…。

まぁ、ポラリスさんの話はここまでにして、面白かったのはこのリリースに付随して、ツイッターで「これがあったら買うぞ」という声がいくつも挙がったこと。例えばお友達のJG3XTKさんは「RJX-601あたりをモデルにした顔の7MHz/28MHz/50MHzのAM/FMポータブル機」。ウマイなぁ(笑)。
7も28も50もAMでの運用が話題になっているし、28、50はFMもヨシ。しかも601の顔してるのなら、私も「値段次第では買ってもいいかな」と考えてしまいますね。ツイッター上でも「それ欲しい」の声がすでに(笑)。

私がムチャブリしたのは「1.2~10GHzくらいに出られるマルチバンドのアップバータ」。FT-817、818に乗っけて…同じ大きさでバチンと合体出来るといいかも。モードはそのままFM、SSBにCWで。マジメな話、20万円で5.6や10GHzまで一気に出られるならば考えてもいいかも。パラボラ自作して、老後の楽しみはマイクロ波で?!

などとあれこれツイートしているうちに、結局「新しいリグ、欲しいリグ」って運用的に「新しい、魅力的なスタイルの創造がありますか?それに見合う投資金額ですか?」、カンタンに書くと「興味のあること、やってみたかったことを(適切な投資で)実現させてくれますか?」というモノなんじゃないのかなぁ。持ってるリグで「こと足りる」ならば貴重なお小遣いは投資しませんよね…。リグではないけど、かの"GAWANT"ヒットの理由もそこでしょう。

そう考えるとFT-817以降は1.9~430MHzの間、特にポータブル機では難しいですよ(苦笑)。817で何でも出来ちゃうもん。操作性や「みんなと同じはイヤ」にこだわる人はエレクラのKXシリーズに行くでしょうし。あれも名機なので…。

さらにツイッターでは「顔」の問題、復刻版の話も出まして…これについては次回、次々回に。みなさんはどんなリグが欲しいですか?

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