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第254回-いま欲しい!ニッチリグとは?

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国内規格の市民ラジオ機を製造・販売しているポラリスプレシジョンがアマチュア無線機に新規参入。大変勇敢な挑戦でそれ自体は評価すべきことなのですが、「14MHz/18MHzのSSB/CWでNi-MH電池またはアルカリ乾電池駆動の5Wポータブル機、そして定価22万円」という仕様がいまひとつウケが悪い。

私は工業製品のマーケティングが本業ですがマーケター視点で見ると、まず大多数を占める4アマに無縁、3級で18のみ、2、1級でやっとデュアルバンド(国内市場を対象に考えると従事者人口で10%以下)。それでもFT-817、818と比較してどこに優位性、必然性が?…という確かに疑問の多い製品コンセプト&プライシングであります。ううむ、どうなることやら…。

まぁ、ポラリスさんの話はここまでにして、面白かったのはこのリリースに付随して、ツイッターで「これがあったら買うぞ」という声がいくつも挙がったこと。例えばお友達のJG3XTKさんは「RJX-601あたりをモデルにした顔の7MHz/28MHz/50MHzのAM/FMポータブル機」。ウマイなぁ(笑)。
7も28も50もAMでの運用が話題になっているし、28、50はFMもヨシ。しかも601の顔してるのなら、私も「値段次第では買ってもいいかな」と考えてしまいますね。ツイッター上でも「それ欲しい」の声がすでに(笑)。

私がムチャブリしたのは「1.2~10GHzくらいに出られるマルチバンドのアップバータ」。FT-817、818に乗っけて…同じ大きさでバチンと合体出来るといいかも。モードはそのままFM、SSBにCWで。マジメな話、20万円で5.6や10GHzまで一気に出られるならば考えてもいいかも。パラボラ自作して、老後の楽しみはマイクロ波で?!

などとあれこれツイートしているうちに、結局「新しいリグ、欲しいリグ」って運用的に「新しい、魅力的なスタイルの創造がありますか?それに見合う投資金額ですか?」、カンタンに書くと「興味のあること、やってみたかったことを(適切な投資で)実現させてくれますか?」というモノなんじゃないのかなぁ。持ってるリグで「こと足りる」ならば貴重なお小遣いは投資しませんよね…。リグではないけど、かの"GAWANT"ヒットの理由もそこでしょう。

そう考えるとFT-817以降は1.9~430MHzの間、特にポータブル機では難しいですよ(苦笑)。817で何でも出来ちゃうもん。操作性や「みんなと同じはイヤ」にこだわる人はエレクラのKXシリーズに行くでしょうし。あれも名機なので…。

さらにツイッターでは「顔」の問題、復刻版の話も出まして…これについては次回、次々回に。みなさんはどんなリグが欲しいですか?

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Comments:6

JM1EKM URL 2018-10-17 (水) 00:00

すげ~カタログ残っていますね。
杉山電気でしたっけ?
画期的でしたね。
アップバータのアイデアも良いと思います。
コンテストで2.4Gupに出たらマルチ増えますけどね・・・。
空振りの時間も長そうですね。

FOS URL 2018-10-17 (水) 07:53

アップコンバータで苦労するのは終段後のフィルタと思います。
シングルバンドでもフィルタを強化すると小さくならないかも。
新スプリアス基準も有って結構大変。。。

サダナリヒロシ URL 2018-10-17 (水) 12:52

JM1EKMさま>
このカタログ、さすがに私が持っていたわけではなくてネットでの拾い物です(笑)。
某ハムショップさんのサイトからお借りしました。今見ても「スゴイリグだなぁ」と思いますねぇ。

6Dの電信電話X5600部門見ると5.6GHzが結構賑やかで30~40-Qやられてるんですよね。
マルチも15、16であちこちからQRVしている模様。SSNに(ほとんど)関係ないので「今なんじゃないかー?」という気がしています。

サダナリヒロシ URL 2018-10-17 (水) 12:52

FOSさま>
ブログですので、半分本気、半分は「夢」なのですが、本気で内部構造を考えると「マルチバンド化」してもほとんど共有モジュールはなく、各バンドのアップバータを並列して実装するのとになるのではないかと。フィルタと増幅器のカタマリのようなものになるのかな?
そう考えると安くはないですね。新スプリアスも悩みどころ。現実的には厳しいです…。

JN1VXT URL 2018-10-18 (木) 07:42

F-850懐かしいです。
まだHF機に50メガすら付いていない時代に144メガまで1台で出られるリグは画期的でした。
当時、中坊だった私にとっては「大人になってお金持ちになったら欲しい」と思っていましたが、大人になってかなり経つのですが「お金持ちなったら」→「宝くじにでも当たったら」に変化しただけで高いリグをポンポン買える身にはなれていません。

「○○の顔をした△△」
メーカーで発売して金を出して買えると面白味半減のような・・・・・
家族の目を盗んでジャンク(≒ゴミ)を買いあさり、寝食忘れて自作に励み、折角動作するRIGをバラして二個一、三個一をして完成させて、友人達の前でドヤ顔で見せて悦に浸る・・・・これが真のOMの嗜みかと。

サダナリヒロシ URL 2018-10-18 (木) 13:21

JN1VXTさま>
杉山の850、ハムリグ界のオーパーツ的存在というか(笑)、歴史的な謎リグですね。なぜあの時代に1.9-144オールモードを設計して製造・販売したか。そして杉山は消えて行ったか?!このマルチバンド思想がのちのIC-706やFT-817に繋がった…かどうかはわかりませんが!!

>友人達の前でドヤ顔で見せて悦に浸る

ふふふ。色々考えてしまいましたよ。FT-817なのに液晶に"1294.00"と出てCWが出来るとか、C-460の外見で"5760.00"にQRVとか。あれ?数年前に601筐体に似せた何かがハムフェアの自作品コンテストに出ていたような…。TS-520でWARCに出るとか、色々考えられますね。

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